攻めて、避けてを繰り返していた私達だが痺れを切らしたのか修司の攻撃の嵐が私に降り注ぐ。



壁に追い詰められた私を見ると修司は口角をあげニヤリと笑った。




私はその一瞬の間に出来た隙を見つけ、背後に周り首元に竹刀を打ち付けた。



「そこまで!勝者黒崎!」



「畜生!また負けた!」




「いやー最後は危なかった!」





「琴音!もう一本!」




「嫌だよ。疲れたもん!」





「だからだよ!疲れたところを....」





「アホっ!んの卑怯者が!」




「じ、冗談だよ!あ、今日夜にお祭りあるけど一緒に行かない?」






「あぁ、毎年平祐と舞姫と一緒に行く奴?いいよぉー!」 






「おっけー!平祐にゎ伝えておくから舞姫に伝えておいてー」 





「あいよー」