「……っ……うわぁぁぁぁあ……」 自分も皆と混ざって騒ぎたいが出来ないことが悔しくて土方が巻いた手ぬぐいの上から手首を斬った。 何度も何度も。 白かった手ぬぐいは真っ赤に染まった。 「……舞姫…っ…私も連れて逝って……。ケホッケホッ……ケホッケホッケホッケホッ…カハッ…」 もう吐血しても驚かない。 吐血をする度、舞姫のところへ早く行けると嬉しく思っていた。 「…私っ……完全に狂ってるね…っ…」