「お前……先の世から来てるんだろ…?」 「…………………なんで知ってるの?」 「噂だ…」 「そっかあ……でも先の世から来ているのは私だけじゃないよ?」 「俺は……後どのくらい生きられるんだ…?新しい世を…見られるか?」 「…………晋作はまだまだ生きるよ。新しい世もちゃんと見られる」 「そうか…良かった……」 そう言って笑った晋作の顔はあまりにも切なくて……… 私の嘘に気づいていたんじゃないかーーーーーー……。