ーーーーーーーーーーーーーー 「そんな……」 「ごめんね……。あと数ヶ月もすればきっと私と平助と一はいないの」 「ずっと一緒だったのに……。今更離れなきゃいけないなんて…」 「前にも言ったでしょ。覚悟はしておいてねって。」 「舞姫…お願い……お願いだから行かないで…」 「ごめんね…」 「ふっ…うぅ……うわぁ……」 「ごめんね……」 そう言うと舞姫はフワリと琴音を抱きしめた。