「よっ!」



「「あ、新八!」」



「こっちには慣れたか?」



「大分ね!」



「私はまだ広過ぎて自分の部屋まで行くのに迷っちゃうな…」




「ガハハ!舞姫らしいな!」




「おっ?何やってんだ3人で?」



「私と琴音は門をほうきではいてたの」



「俺は巡察が終わったとこさ!左之はこれから巡察だろ?」



「おう!じゃあ行って来るわ!」



「行ってらっしゃい!」



「頑張ってねー!」



「あ、舞姫。平助はどうだ?」




「…伊藤さんにベッタリよ。話すことはいつも伊藤さん。伊藤さんは凄いだとか伊藤さんは強いだとかね」



「私…さっき総司に甘味を買いに行こうと思って平助を誘ったの。そしたら、伊藤さんと出掛けるからって断られたわ…」



「はぁ…。何やってんだよ…平助は。んで総司は?」



「良くも悪くも変化なし…」



「そうか…」