勘違いメガネ。







「______美姫!」






え、なぁに?お父さん。








「美姫は、いつか素敵な人と出逢うんだな。」










へ?急にどうしたの?お父さん。








「いいや。なんでもない。」








そっか。









「その代わり、そのメガネはいつか外す時がくる。」









え、どういうこと?









「レンズ越しに守ってきた自分を、いつか誰かが守ってくれる日がくる。」









待ってお父さん。
私よく、分からない。









「ま、そうだよな。
でもな、いつかありのままの自分を愛してくれる人がくるから。」







…………やっぱり、分からないよ。







「分からなくていい。
いつか分かる日がきっとくるから。」







分かる日がくるんだね?







「ああ。
メガネで守ってきた自分を誰かが______」









待ってお父さん!
私まだたくさん話したいよ!!



なんでお父さんは私よりも、私の事を知っているの?!


分からないよ!!






素敵な人ってなに?!

愛してくれる人ってなに?!

メガネ越しに守ってきた自分ってなに?!


まだ、たくさん、分からないよ!





「美姫、それはね______」













「_________おい!おい!」







「はっ!」






え、なに?!ここは、何処?!
…じゃなくて…………生徒会室か………









って隣の人は誰?!





しかも1人じゃないし!!

3人いる!!






「ったく、なんで寝てんだよ。」


「あ、生徒会長さん起きたんだー。」


「お、これはこれは可愛い子猫ちゃん?」




んんんんん???!!!









一体こいつらは、誰だ?!