雨が降ったら恋の予感



私の欲しかった星のネックレスを首にかけ、花火の場所取りへと向かった…


「すっごい人の数!ヤバヤバだー」


「もうすぐ花火だなっ。楽しみだ!」



ヒューン…ドドーン‼



一回の花火の音がした途端、次々と打ち上げられていった。


「綺麗ー!お祭り、来てよかった。」


「俺も今、叶華と一緒に花火観られて嬉しい!」




ドドドーン





「あのさ、俺…叶華の事が小さい頃から好きだ!付き合ってくれないか?」




ちょっちょいちょい⁉

頭がパニック…

どゆこと?

蓮は、私の事が好きなの⁇



「ごめん!急過ぎてよく分かんない。あのさ、一週間だけ、待ってくれない?お願い!」



「うん。分かった」