雨が降ったら恋の予感



げぇー!
しまったぁ~!
寝坊したぁー(がちょーん)


私は急いで昨日買った服に着替え、緩くコテをしてダッシュで駅前へと走った!


「お兄さん、かっこいいね!今から、あたし達と遊ばない?」



わっおー!
逆ナンに合ってる男がいる…ww
ん⁇
よく見ると、
あれれ⁉
もしかして、



『 玲斗⁉ 』

私が大きな声で叫ぶと、


「お前、おせぇーよっ‼」



逆ナンに合ってたのは、なんと、玲斗だった…


やっぱり、かっこいいなぁー!

その時の玲斗の服装は、ラフなTシャツにジーンズという、一般的な格好。

だけど、玲斗が着るとどんな服でもかっこよく見える!

昨日見た彼女と、お似合いだなぁー…

そう思うと、胸が痛む…


「お前、何ぼーっとしてんだよwwほらっ!行くぞ⁉」

玲斗があまりにも歩くのが速いから、追いつくのに必死だった!

だけど時々、少し止まって私が追いつくのを待ってくれて…

そんなところに、また好きが積もっていった。