「関係ないもんっ!見なかった事にしてよ…!」 「そんなの、できるわけないに決まってるだろ?でも、ただ、お前が言いたく無い事に、口を挟むつもりは無い…」 何でだろう? さっきから、苦しさと共に温かい気持ちが生まれる。 今日、初めて出会った大嫌いな奴に不覚にも、心を許してしまいそうになる… あり得ないよっ! 本当に…あり得ない。 この時、私はどこかで気付いていたのかもしれない。 あいつに、少しづつ恋心が芽生え始めていた事に…