櫂斗は、お化け屋敷をもうちょっと楽しみたいんだと思う。 「あたし、櫂斗がいれば大丈夫だから。何にも怖くないよ?」 精一杯の強がりだった。 ほんとはお化け屋敷なんてやだ。 だけど、櫂斗がお化け屋敷好きなら、 あたしはお化けが嫌いでも、どこへでもついていく。 だって、好きだから。 ただそれだけ。