「遊園地、行く?」 そう言って、櫂斗はあたしと同じ目線になるよう屈んだ。 その行動に胸が高鳴る。 「…行く!」 あたしが笑顔で答えると、 「んじゃ、離れんなよ?」 そう言っていつの間にか離してした手を繋いできた。