次の日の朝、私たちは先生に入部届けを出した。

ずっと夢だった、野球部のマネージャー。

私は、楽しみでしょうがなかった。

その日の放課後、３人でグラウンドに行くと、私たち以外の入部希望者がすでにグラウンドに来ていた。

私たちが、急いでグラウンドに行くと、1人の女の子が手を振りながら、私のところにきた。

その子を見たとたん、私の頭の中は真っ白になった。

そこにいたのは、山本　ルナだった。

ルナは、保育園から中学校まで、ずっと一緒だった。

一応？私の幼なじみ。

でも、私ははっきり言って、この子が嫌いだ。
ルナは、いっつも上から目線で、偉そうにしている。
おまけに、私と気が合わない。