隣の席のアイツは意地悪。





「なーぎっ!...ってえ、なに一人で笑ってんの?きもいんですけど」


いきなりわたしに抱きついてきて
なんか若干引いてるのは、

隣のクラスの友達、柴田絵理【shibata eri】。


絵理とは中学からの親友である。



「まあ、そこはいつも通りか」

「いやそこ納得すんなよ」


「....」

「....」



「....でさ!」

「おい、そこスルーかい」


絵理と絡むといつもこんな感じになって、なかなか話が進まない。