隣の席のアイツは意地悪。






え、じゃあ...

「あの...あなたも席、まちがえてません?」




恐る恐る都田くんに話しかけてみると
当の本人は一瞬驚いた顔をしてから


「あ゛?」

といってこっちを睨んできた。



「んなの俺が知らない訳ないだろ?
お前が間違えてるからいつ気付くかと思って見てたんだよ!」

とかなんとか救い難い言い訳を言いながら、すぐさまうしろの席に移動していた。