あたしが好きになった人はたまたま幼なじみだった。



そう、たまたま。




君は私が知らない“大人の世界”を知っている。


私が成長して君に追いつこうとしても、絶対にそれは出来ないんだ。


私は君を追いかけることしか出来ないんだ。




早く追いつきたいのに、それができない。


君は必ず私の先を歩んでいるんだ。