ずっと傍に。


その後しばらくすると、
何事もなかったように炎は消え
妖怪たちも消えていた。


あの声の主もいなかった。


あの時、助けてくれたのは何だったんだろう…

あれから、声だけを頼りに
彼を探したけど今まで見つからなかった。


「ハル……ハルっ!!」

「!
ごめん、ボーッとしてた…」

「ほんとお前は…」

新が何かを言いかけた時、






「アスカ」






!!