「じゃあ,とりあえずはいるか」 「そうだね」 「ちゃんとあとで説明しなさいよ」 私が睨みながら言うと,キリアは私の頭を撫でた。 「OK。分かってるよ」 その仕草でキリアが背が高くなったことが分かった。 「ナナホちゃーん!!久しぶり~♪」 「お久しぶりです。ルナさん」 「相変わらず可愛いわね~」 私に抱きついてきたのがルナ・ハースト。 キリアのお母さん。 たまにテレビ電話で喋って仲良くなった。