「う,うん」 急に変なこと言われたから吃驚した。 ドキドキしていると,涼はチェッと舌打ちして。 「チュッ」 「~っ?///」 「これで我慢したげる~」 頬に残るわずかな感触。 涼がにやりと笑うのと同時に頬が熱くなる。 「涼ちゃーん?!」 「…おい」 修大と双葉が涼に詰め寄ったとき,進が私のほうに近付いてきた。 「ごめんな。吃驚しただろ」 「ううん,吃驚はしたけどキリアで慣れてるから」