「カツカツカツ」 階段に私の足音が響く。 「ガチャッ」 「あー加賀ちゃん遅いよー!!」 「先行っててっていったじゃん」 「じゃあ,奈々穂も来たことだし,食べましょうかね~」 「そうだな」 ドアをあけると広がる,夢のような光景。 幸せな環境,人たち。 だめだ,この人たちに心配をかけちゃいけない。 泣いては,いけない。 「あの,皆」