明日の君は笑う



「……,………」


「…っ!」


「お,起きたか奈々穂」


「お久しぶりです,お父様」


「随分と堅苦しいじゃないか」


目を覚ました瞬間,聞こえる声。


一番聞きたくない声だった。


椿劉【ツバキリュウ】。


私の本当の父。


「…何故こんな手を使ったんですか」


「いやあ,奈々穂と久しぶりに話でもしようかと」


「…明るい話ではないようですね」