「何でだよ」


「周りのギャルたちの目を見なさい」


「また零夜に注目してるなー」


「風雅も同じようなもんでしょ」


「えー,俺奈々以上のかわいい子会ったことないー」


「そんな事言ったって何も買わないからね」


「あ,ばれた?」


何処にいたって注目を集め続ける,零夜。


わざとらしくベタベタとくっついてくる,風雅。


そして一番問題なのは。


「レイヤとフウガも遅いよー!早く遊ぼ!!」


ひょいと私を抱き上げ,海に近付いていく,キリア。