「私はね、ずっと映画に出演する事が夢だったのよ。
だから小学生の時からずっと、演劇部に入っていたの。
だから演劇サークルに"暗殺者"の出演依頼がきたときには、平静を装っていたけど、本当は飛び上がりたい程に嬉しかった。
夢じゃないかと思ったわ」
由衣は私の頭を飛び越えると、両手を天に掲げてポーズをとった。
「でもね…
メンバーは6人。
出演出来るのは1人。
オーディションとなれば、私が確実に出演出来るとは限らない。
そうなると、皆を殺してしまうしかないじゃない。ね?」
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…