そんな外山くんから想いを告げられたら
嬉しいのだけど、今はまだダメだ…
私に告白する男子がたくさんいるように、
外山くんのこともまた多くの女子が狙って
いた。
中でも上級生達は怖い。
私達が付き合ったら今まで優しく接してく
れた先輩だって、優しいままとは限らない
のだから。
食堂を見渡せば、何人かの生徒が私と目が合わないようにサッと下を向いたのが分かる。
さっきまで私を見ていたのだろう。
うん、やっぱり気分が良いなぁ。
ふふふっ
こうやって皆の憧れの対象であり続ける
ことが私にとっては最優先。
私が苦労して築き上げた、先輩達から持た
れている良いイメージは絶対に壊したくな
い。
外山くんともし付き合えるのなら、
先輩達がすぐに卒業してゆく冬頃が良いな
何て密かに思う。
そんな私の考えを知るはずもない二人は、
外山くんの話から今日返却されたテストの
話に話題を変えていた。
