これから数時間前。







隆弘さんの部屋には
空を舞う楽譜や作詞のノート。
そして
荒れる隆弘さん。







「隆弘さん!」






楽譜や作詞のノートを
ビリビリに破りそれを天井に投げて
空にヒラヒラ舞う。







「やめてください!
隆弘さん!」







私は隆弘さんを止める。







「やめてください!
お願いだから…!
隆弘さん…!」










何が
どうなっているかわからない。
なぜ
隆弘さんが楽譜や作詞のノートを破いているのか。











なぜ
隆弘さんが
こんなことをしているのかが。