「隆弘さんの 書きたいものを…。 歌いたい曲を…。 歌わせてあげてください…。 よろしくお願いします…。」 私は 社長さんに頭を下げる。 「ゆめ…。」 「私からも!」 「僕からも!」 スタッフさんが 全員頭を社長さんに下げる。 「みんな…。」 「…。 分かった。 ただし条件を出そう。 この曲で隆弘が前出した102万枚を超えろ。 わかったな?」 「ありがとうございます…!」