シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜








話すことがなく
無言のわたしたち。
雰囲気が悪い。
私は車にかかっている音楽に耳を傾ける。
それは
私の好きな曲だった。







「♪~♬」






「おい。」





「はい。」






「お前
鼻唄…。」







私は
いつの間にか鼻唄を歌ってしまっていたらしい。








「すみません。
つい…。
音痴でしたよね。」







「いや。
そうじゃない。」