「♬〜」 パイプオルガンの前に 座っている隆弘さん。 隆弘さんは チラリと私を見ると微笑み パイプオルガンを弾くのをやめた。 「ゆめ。 遅い。」 「あの…。 迷っちゃって。」 「やっぱり 方向音痴だと思ってたけどこれほどとわ…。 お仕置きが必要だね?」 ニヤリと怪しく笑う隆弘さん。 「冗談はやめてください。 隆弘さん。 どうしてここへ…?」 隆弘さんは パイプオルガンの椅子から立ち上がると 私の前へやって来た。