私 思ってるの

・・・もっとおちついた女の子になろうと
   大人ぶるわけじゃないけれど


校庭の芝生の上にすわって
秋の日さしの中で 
あの人との揃いのセーターを編んでいたい
そして
あの人がむかえにくるのを
いつも・・・待っていたい
ときには友達とおしゃべりするのもいいけれど・・・


邪魔な靴を脱ぎすてて  
素足になって
緑のうえを 駆けまわってみたい


木々の木漏れ日の中に
溶け込んでしまいたい
そんなとき
涙が一粒 零れ落ちるかもしれないけれど
わたしの涙は
それで 最後になるきがする


ときどき ステキな男の子が
私のそばをとおりぬけ
微笑んでくれるけれど
私は ただ・・・・
あなただけを 待っていたい


秋の日さしのなかで
そうすることが
ほんとうに
私がわたしであるような気がするから・・・