あなたは不良じゃないんですか?

放課後


魅梨side


魁聖君の好きな人かぁ

本当は聞くつもりなかったのに勢いで…


「魅梨」

「ん?」

「帰るぞ」

「うん」


そういって魁聖君は歩き出す
けどすぐに追いつける


歩幅を合わせてくれてるみたい


「んで、魅梨は俺の好きな人が気になんだろ?」

「……うん…」

「じゃあ教えてやるよ
俺の好きな人はな」