祓って、恋して、戦って~strong my partner~

私が一人楽しんでいるうちに、ロクは決意できたようだった。

「あの!
天夜さんはどちらの彼女なんですか!?」

「はぃ?」

ど、どういうことっすか。
どちらが何とかよりも、彼女って何。

「や、あの、晴久さんには美子さんがいらっしゃるじゃないですか!
だから、十夜さんと雷雨さんのどっちなのかなって思いまして!!」

テンパってるところ悪いんだけどさ、私も絶賛大混乱中なのね。
まず、誰かの彼女なのは確定してるの?
そこから説明プリーズ。

「や、あの……。」

困った。どう答えればいいんだろう。
「実は、どっちの彼女でもないんだ」?
いやいや、なんかそれはもう確定してる雰囲気っていうか、彼女じゃなかったら不味いことになる気がする。
でもそれ以外に答えようがないし…。

「えーと。」

美子に救いの目を向けてみたけど、美子も困っているようだ。
うわぁ、どうしよう。

「俺のだ。」

ふっと、私に影が覆い被さった。