祓って、恋して、戦って~strong my partner~

一応、ある程度鍛えてはいるけど、そこまでじゃない。

「とりあえず帰りましょー?
外は暑くて嫌だわ。」

同感。私はその暑いなか戦ったんだ。
涼しそうに見せてるけど、実際は一刻も早くクーラーの効いた所へ駆け込みたい。

「詳しい話は戻ってからするよ。」

だから早く戻ろう。
そして、この暑さから解放されよう。

「そうだな。」

総長さんが同意したから、もう帰ってもいいんだよね?
よし、帰ろう帰ろう!



「「ちわーっす!!!!」」

正直に言おう。怖い。
さっき来たときも思ったけどさ、なんでこんなおっきい声で急に叫ぶの。
ビビるじゃんか。

「おう。」

「ただいま。」

「うぃーっす!帰ったぞーい!!」

なんで君らはそんな平然としてられるわけ!?
これが怖くないのかね。
極道の美子は慣れてるからだってわかるけど。























………………って、こいつらも慣れてるだけか。