祓って、恋して、戦って~strong my partner~

「まったく…。
反省してるならそれでいいんだけどさ。
気を付けるんだよ?」

反省してたのか!?
え、いつ?どこが?

…わけわからん。

謎すぎるぞ、総長さん。

「なーなー天夜!
ゲームしようぜ!!」

「ゲーム?」

なんだそれ。
雰囲気的になんかの名前かなんか?

「小川。その子、多分ゲームしらないわ。」

「えぇっ!?まじ?」

「まじまじ。その子、箱入り娘よ。」

ゲームを知らないってそんなおかしなことなのかな。
雷雨は何やらごそごそと探っている。

「じゃじゃーん!これを見ろ!!」

「なんだこれ。機械…なのか?」

「おうともよ!
これは、ゲーム機というやつだ。これがなければゲームはできん。」

えっへんと胸を張る雷雨。
なんか、こいつが得意そうにしてるのみると、いじりたくなるな。

「いたっ!なんだよ十夜。
なんで本投げつけたわけー!?」

「なんとなく。」

どうやら総長さんも同じだったらしい。