あなたの色は苺色。




それから私達は たくさん話をして
お菓子を食べたり とても盛り上がった。


「乃花、今日はありがとねっ
そろそろ時間だし、帰るね!」

「本当に送らなくて平気?
苺のマンションまで、距離あるよ?」

乃花が送ってくれると言ったけど
私は乃花の家から
自分のマンションまでの道のりを
しっかり覚えたいからってことで
1人で帰ることにした。


「本当に大丈夫!
まだそこまで暗くないし、ね?
ありがと、じゃあまた明日ね‼」

「うん、分かった。
気をつけて帰ってね?
帰ったらちゃんとメールしてよ!?」

「わかってるわかってる!笑笑」
若干の心配性に苦笑いしながら
私は乃花の家をでた。