あなたの色は苺色。




それから 乃花のリムジンに乗って
乃花の家に向かった。

そして、着いた乃花の家は
和風なつくりの大きな平屋だった。
日本庭園が本当にすごかった。



「こちらが乃花お嬢様の
お部屋でございます。
では、どうぞごゆっくり。」

そう言って、篠原さんはケーキと紅茶を置いてから部屋を出ていった。