あなたの色は苺色。




私は派手に目立つ事とか苦手だから、
極力普通の車で移動してた。

でも、乃花は私とは反対で
目立つ事が好きって感じだからね、笑



「苺、こちらが私の執事の篠原。」

「申し遅れました。わたくし、
乃花お嬢様の執事をしております、
篠原洋二ともうします。
どうぞお見知り置き下さいませ。」


乃花の執事さんは松野とは
また違う雰囲気で
とても優しそうな一人だった。