あなたの色は苺色。




「ま、日比野とは関わることも
ないだろうしね!
それより、苺、これから空いてる?」

乃花は日比野くんとは
関わるつもりがないらしい…

「せっかく仲良くなれたんだし
もうちょっと話たいのよね、でも
もうそろそろ陽もくれるし、
あたしの家にでもこない?」

え! 乃花の家に!!

「行きたい行きたい! いいの?」

「もっちろん! じゃあ下に迎えの車
待ってるから行こう!」

私達は鞄をもって教室から出た。

てゆーか、乃花の家の車
お待たせしてたみたい!