あなたの色は苺色。




「 私の名前は東島乃花(とうじまのか)
乃花って呼んで。で、あなたは?」

彼女は乃花と言うらしい。

「私は、おの…あっ、 高岡苺です!!」

危ない危ない、小野寺じゃないんだ!
私は間違えて小野寺と名乗りそうになり
一人慌ててしまった。

「苺ね、可愛い名前ー♪
私達、席も前後みたいだし、
仲良くしましょ? よろしくねっ!」

どうやら席が前後らしい。
とゆうか仲良くしてくれるみたい!!

「よろしくー♡」
満面の笑みを乃花に向けると
乃花がいきなり顔を近づけてきた。