ドンッッ!


勢い良く
男の子が私にぶつかった。


イタタタタ………。


男の子に押し倒され
私の上に男の子が乗ってるたいせい…。


男の子は素早く起きあがり、何か言いたそうにこっちを見ている。


そのとき
男の子が口を開いた。


「大、丈夫……?」

私は慌てて

「だいじょうぶでしゅ!」

あ。噛んでしまった。

私はとにかく
自分の性格が嫌い。

すぐテンパるし
ドジだし
思ったことすぐ言っちゃうし


あー。もぅ、やだ。

「プッwww」

「???」

「あ、ごめん…。」

「え?あ、全然平気だよ」

私は、笑われた理由が分からずひたすらキョトンとするしかなかった。