ちょっと冷めた女の子

「えっ?あ、寄り道したいところでもあるんですね。」

私ん家をちょっと行ったところにショッピングセンターがある。本屋とかオールジャンル店があるから割と学生は集まる。
そこに行くのかもしれない。

「…ま、そんなとこ!」

それから間もなく私の家に到着。先輩、真っ直ぐ歩いて行きそうだから私の家は知らないのかな。てか、教えてもないから当たり前か。笑ってしまう。


「あ、あの先輩!私ん家ここなんで…また。」

「ここなんだ。学校近いんだね。じゃあね」
と、先輩は歩いていった。
私の家は高校から徒歩20分程度。わりと近い。

私は先輩の姿が見えなくなるまで見送って家に入った。