「桜と君を傷付けたくない」 優しい田辺さん。 「私は強いから大丈夫」 明るく言うと 「強がるのが上手だね」 笑ってまたキス。 甘いキスをしながら彼は起き上がり ソファの上で強く求め合う。 彼の不安が心に届く 私がその心を和らげる事ができるなら 何でもしたい。 「僕は弱い」 額を重ね合い彼は苦笑い。 「弱くても好き」 貴方が好き。 大好き。 淡いベージュのラグマットの上 私は彼に抱かれた。