あなたへ




そんな今、ユウちゃんはいつになく


真剣な顔で私に言ってきた。


そしてちょっぴり悲しそうな顔だった。


ここ最近、変な様子だったのはきっと


この事だったんだろう。


ユウちゃんが悩んで決めたこと。


もちろん、私の言うことは決まっている。



「ユウちゃんの夢でしょっ!
応援するに決まってんじゃん!」


私はそう言って笑いかけた。


だけどやっぱりユウちゃんは


悲しそうな顔をしていたんだ。