あなたへ




「…みな、聞いて。」



「やだっ!ききたくないっ」



抱きついていた手を放し


耳に手を当てて話を聞かないようにした。



「んなかわいいことすんな。」



すこしだけふっと笑って


私の腕を優しくどける。