一生涯愛する人











「は……や……と?」



何を言えば



何をどうしたら


どうすればいいかわからない。




「は……る……俺……」



ゆっくりと隼音が話し出す。



「俺……波瑠の……か……れしでよ……かった……バイトばっか……であんま……会えなくて……ごめん……な……?デート……もできなくて……ごめんな?……」



ゆっくりで段々小さくなっていく声




「い……や……嫌だよ……。死なないで、隼音。隼音がいなくなったら、私生きてけない……。」



隼音が居なくなってしまう





嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!