好きでした。

私の学校では先輩が卒業するとき、ジャージやネクタイをもらうのが伝統的。

人気のある先輩には夏から予約する人もいる。

でも諒先輩はまだ2年生。

早すぎる。

「優愛、まだ早いよ。」

「なにいってんの。善は急げだよ。」

優愛は言う気まんまん。

私の話なんて聞いてくれない。

「んー、時間ないから次の休み時間ね。」

あ、行くの決定ですか...

次の休み時間は3時間目と4時間目の間。

ほしいけど...
今から言うって重くない?


でもこの優愛の思いつきが、私の恋の始まりだった。