そしてやってきた数学の授業。
航の言うとおり、先生は小テストを準備していた。
その小テストが配られ、「開始!」という先生の合図でプリントをひっくり返す。
「…………っ」
なに、これ……。
私の目の前にある小テストの問題は、夢の中の月曜日で行われたテストと同じで、
そして、金曜日に返却されたあのテストと、全く同じだった。
答え……知ってるんだけど……。
なぜか冷や汗が出る中、とりあえず私はその問題を解いた。
金曜日のときには、赤ピンばかりだったことテスト。
だけど、これはたぶん、満点……。
彼方のポイントの問題も、確かに出てる。
彼方の教え方はうまかった。
でも、私はそんなの必要なしにこの問題が解けてしまった。


