私はここのことを沢山聞いた。
「ここは未来科学都市。日本とは孤立している都市よ。そして私たちが通ってる聖ブライト・リルベル学園があるのはこの都市の中の光区よ。」
先輩は地図を取り出して、学園がある場所を指で指した。
「ここ光区は別名学園区、まぁ学園区って言うくらいだから沢山の学校が集まってるの。しかもここ区域の学校は特殊で超能力開発を目的とする学校が多いの。うちの学校もそうだけどね。」
「で、今私たちが向かってるのは隣の西区、ここは住居区。この都市に住んでる人達の家がここに沢山あるの、うちの学校の寮もここにあるわ。」
「あ、うちの学校の説明してなかった。聖ブライト・リルベル学園は魔法学科と超能力学科をおく学校よ。未来科学都市内で魔法学科をおく学校はここだけよ。
あとここの学校には日本、いえ世界の名家の娘や息子をいるわ。」
ようはお嬢様やお坊ちゃんがいっぱいいるのね。なんか恐ろしいわ。
「でも、そこまで気にしなくても大丈夫よ。」
「はい…」
「あっ、そろそろ着きそうね。」
もう、着くのか…
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