「ねぇ、龍臣。明日部活ある?」

「ないけど?」

「じゃぁ、デートしよう?今日の代わりに明日は、ずっと一緒にいよ?」

恥ずかしさを堪えて、あたしは、龍臣に問う。

少し顔が赤くなるのが何と無くわかる。

「ん。わかった。どこ行きたいか、決めとけよ?」

「うん!」

そんな約束をした、あるバレンタインの日。


Happy Valentine♪