「俺はお前のこと好きなんだからそれでいいじゃん。」

でも、とウチは続ける。

部活やってるけど、彰吾は、ヤンキーの一匹狼。

だから、個人種目のボクシングやってるんだなんて言って、団体なんか俺には無理だとか言って、すぐにキレるから、同性には敬遠されて、でも、顔はいいから女子には隠れファンがいて、そんな、彰吾の言葉、信じれないわけじゃない。でも信じられない。

あぁぁぁぁ!頭がごちゃごちゃしてきたっ!

ヤンキーって、すごく暴力なイメージあったから、こんな簡単に好き、とかいうのかな。

携帯小説の読みすぎかもしれないけど、よく、大事な女の子に手を出されたくなければ、殴られろ、みたいなやつ、あるし。