はは…玉砕覚悟で告白する予定だったのに…。
孝文…あんたも辛いと思うけど、私だって辛いよ。
ずっとずーっと好きな人に、言葉もなく振られるんだよ?
私に告白する勇気がなかっただけかもしれない。
でも、あんなに悔しそうなあんたには…告白する覚悟なんか振られる覚悟なんか崩れたよ…。
悔しい…辛いよ…
「たかふみぃ…なんで気付かないのよ…
ばかぁぁぁ…」
静かな部屋で私の嗚咽だけが響く。
鳴き声だけが静かな部屋で存在感を指し示す。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…