それから20分くらい、あぁでもないこうでもないと言って決まったのは、黒のシルク地に白のレースが付いたもの。


あたしも気に入ったから、オソロイで買うことにした。


帰りは近くのカフェで1時間くらいお茶をして、仁美と別れた。


仁美と別れた後、あたしはもう少し駅前をうろついていた。


すると聞き覚えのある声に引き止められた。